世田谷区

世田谷区のご紹介

世田谷区

世田谷区は、東京23区の南西部に位置しています。総面積は58.05平方キロメートルで、23区では2番目に大きな区です。人口は91万人を超え、東京都内で最も多く、今後も増える傾向にあります。

たくさんの人が暮らす世田谷区は、昭和7年の誕生当時はのどかな農村でした。現在では、国分寺崖線に代表される樹林地や23区内唯一の渓谷である等々力渓谷、区内に残る農地など、みどりとみずの豊かさと人々の暮らしが共存するまちに発展し、「住みたいまち」「住み続けたいまち」として高い評価を得ています。

区内には三軒茶屋、下北沢、二子玉川などの活気に満ちた商業地や、美術館や文学館などの文化施設があり、若者から高齢者までさまざまな世代の人々で賑わいます。440年以上の歴史がある「世田谷のボロ市」や、約6,000発もの花火が打ちあがる「世田谷区たまがわ花火大会」、まねきねこ発祥の地とされる「豪徳寺」などは、区外のみならず国外からも多くの人々が訪れます。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、JRA馬事公苑が馬術競技の会場に、総合運動場がアメリカ合衆国選手団のキャンプ地に選ばれました。世田谷区を訪れるみなさんをおもてなしするため、さまざまな取り組みを進めています。

世田谷区のみどころ

等々力渓谷

東急大井町線・等々力駅から徒歩5分ほどの等々力渓谷は、23区内で唯一の渓谷です。30か所以上の湧水や、生い茂る木々、湿生植物など、豊かな自然が見られます。 遊歩道を歩けば、木々のみどりや川のせせらぎを間近で感じられ、穏やかな時間をすごすことができます。 いくつかの趣のある橋を渡ることもでき、家族や友人との散策や、一人でゆっくり過ごしたい方におすすめです。 都会の喧騒から少し離れて休みたいとき、自然と触れ合いたいときなどに、ぜひ訪れてみてください。

三軒茶屋からの夜景

買い物、食事、エンターテインメントなどを楽しむなら、三軒茶屋、下北沢、二子玉川がおすすめです。 三軒茶屋にはさまざまな飲食店があり、食事やお酒を楽しむ人々で夜はひときわにぎわいます。キャロットタワーからは、東京タワーとスカイツリーを見ることができます。 下北沢にはいくつもの劇場や古着屋などがあり、個性的な魅力に溢れています。駅周辺では再開発が進められています。 二子玉川には「二子玉川ライズ」などの商業施設が整い、買い物や食事、映画など幅広いジャンルで楽しめます。遊具や広場を備えた公園もあり、家族でのおでかけに最適です。

世田谷区たまがわ花火大会

世田谷区たまがわ花火大会では、毎年異なるテーマを設定し、趣向を凝らした花火を打ち上げています。区民の憩いの場である多摩川の水辺で、華やかで芸術性の高い花火が楽しめます。 令和元年度は「輪~花火で繋がる時代、場所、心~」をテーマに約6,000発の花火が打ち上げられました。 隣接する川崎市の「川﨑市制記念多摩川花火大会」と同時に開催され、川崎市とは安全対策を中心に協力しています。 区外からも多くの人々が訪れる花火大会は、たくさんの地域の方々や企業、団体の協力により開催されています。

世田谷のボロ市

毎年12月と1月にそれぞれ2日間ずつ開催されるボロ市は、1日におよそ20万人もの人々でにぎわいます。普段は車が行き交う道路ががらりと姿を変え、代官屋敷を中心とするボロ市通りに約700店の露店が並ぶという驚きの光景が見られます。 ボロ市の始まりは安土桃山時代までさかのぼり、世田谷の歴史とともに姿を変えながら現在まで受け継がれてきました。 現在は東京都の無形民俗文化財に指定されており、世田谷区を代表するイベントの一つです。 名物の代官餅は、1~2時間待ちの行列ができるほどの人気です。

JRA馬事公苑、けやき広場

1964年の東京オリンピックに次いで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでも馬術競技の会場となります。現在は2020年に向けた改修工事中のため休苑中です。 2020年の大会時には、馬の蹄鉄を埋め込んだブロックで周辺5つの最寄駅から馬事公苑までの道のりをご案内します。 また、隣接する「けやき広場」では、青々と茂るけやきが夏の強い日差しから人々を守ります。 このほかにも、まちの魅力をお伝えする取り組みを進めています。 観戦チケットをお持ちでない方も、ぜひまち歩きに訪れてください。

大蔵運動公園、総合運動場

大蔵運動公園と総合運動場は、区内でも有数の運動スポットです。 木々に囲まれたみどり豊かな公園内での運動は、気分をリフレッシュするのに最適です。スポーツ大会や地域のイベントが開催されることも多く、とくに休日は多くの人々でにぎわいます。 野球場やテニスコート、温水プールなどの設備が整う総合運動場は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中には、アメリカ合衆国選手団のキャンプ地として使用されます。 世界トップレベルのアスリートが使う施設で、ぜひみなさんもスポーツを楽しんでください。

世田谷区に行ってみよう!

参加自治体との連携や交流をご紹介

世田谷区では、地方や近隣の自治体との連携や交流を進めています。たとえば、再生可能エネルギーの資源が豊富な自治体と連携し、地方で発電された電気を世田谷区で消費するという取り組みが行われています。
また、大規模な災害の発生時には相互で支援できるよう、周辺区市や関東甲信越圏内の自治体と「災害時協力協定」を締結しています。区民まつりでは、多くの交流自治体に参加していただき、物産展や郷土芸能の披露を行っています。
他の自治体と連携や交流を行うことで、世田谷区が持つ課題の解決や、さまざまな文化や芸術を知る機会が生まれるなど、ゆたかな暮らしの実現につながっています。