高山市

高山市のご紹介

 高山市は、岐阜県の北部、飛騨地方の中央に位置し、周囲を長野、富山、福井、石川の4県と接しています。
市の面積は約2,177㎢と日本一広大で、東京都とほぼ同じ面積を有しています。広い市域のうち約92%を森林が占めており、東には槍ヶ岳、穂高連峰、乗鞍岳などの飛騨山脈(北アルプス)を、西には白山連峰を擁するなど雄大な山岳景観と豊かな自然が魅力です。
 また、春と秋の「高山祭」や江戸時代の面影を残す「古い町並」といった歴史と伝統文化が今も息づいており、飛騨高山温泉や奥飛騨温泉郷などの温泉と、飛騨牛や日本酒などのグルメも充実しています。
毎年国内外から多くの観光客をお迎えしている高山市の魅力をいくつかご紹介します。

高山市のみどころ

ユネスコ無形文化遺産「高山祭の屋台行事」

 高山祭とは、春の山王祭と秋の八幡祭の総称で、日本三大美祭の一つにかぞえられています。動く陽明門とも称される高山祭の屋台は、春には12台、秋には11台が登場し、巧みな動きを披露するからくり人形や仕掛けが施された戻し車など、匠の技が随所に見られます。高山祭の屋台行事は、全国32件の山・鉾・屋台行事とともに平成28年12月1日にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
・山王祭 旧高山城下町南側(上町ほか)の氏神様として崇められる日枝神社の例祭
 毎年4月14日・15日に開催されます。
・八幡祭 旧高山城下町北側(下町ほか)の氏神様として崇められる桜山八幡宮の例祭
 毎年10月9日・10日に開催されます。

中部山岳国立公園と乗鞍岳

 中部山岳国立公園は、新潟・富山・長野・岐阜の4県にまたがり、飛騨山脈(北アルプス)一帯、標高3,000m級の山々が連なる日本を代表する山岳公園です。
 乗鞍岳は、飛騨山脈の南端、高山市と長野県松本市にまたがり、標高3,026mの剣ヶ峰を主峰とする23の峰、7つの湖、8つの平原があり、壮大な山岳風景を形成しています。乗鞍岳へ続く山岳観光道路「乗鞍スカイライン」は標高2,702mの畳平までバス又はタクシーで上がることができます。畳平から最高峰の剣ヶ峰までは1時間30分程で登ることができ手軽に登山が楽しめます。(乗鞍スカイライン開通時期5/15~10/31)

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