川場村は、武尊山の南麓に広がる自然豊かな農山村です。村内には、村名の由来となる薄根川をはじめ四本の一級河川が流れ、また川場温泉など五つの温泉が村を潤しています。川場村のシンボル武尊山は、標高2,158m「日本百名山」にも数えられ、古来より山岳信仰の霊山として知られ、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像が山頂近くに奉られております。また、多種多様な動植物が生息する自然の宝庫として人気があり、毎年多くの登山客が入山され、川場の大自然と山頂部からの景観を満喫されています。
天然の雪解け水から生まれる「川場村の美味いもん」
こんにゃく・酪農・果樹(りんご・ブルーベリー・ぶどう等)・米といった農業が産業の柱。なかでもブランド米「雪ほたか」は、一般には流通しない「幻のお米」として村民の縁故関係者のみに食されてきましたが、2004年(平成16年)に名称を公募し、ブランド化を進めました。米の美味しさを競う「全国米・食味分析鑑定コンクール」にて、連続金賞を受賞するなど、実力も認められています。
遊べる食べる道の駅「田園プラザかわば」
近年、新鮮な野菜やその土地の特産品を味わえるとして人気の「道の駅」は、観光スポットとしても注目を集めています。「田園プラザかわば」は、1日まるごと楽しめる!遊べる食べれる道の駅をキャッチコピーに、飲食店や物品販売のほか、工芸体験やブルーベリーの摘み取り体験(7月初旬~8月初旬)、大自然の中にアスレチック遊具が並ぶプレイゾーンなどがあり、年間150万人が利用する大型施設。2015年秋には「観光庁長官表彰」をはじめ、過去に国土交通省全国モデル「道の駅」選定されるなど、数多くの賞を獲得しています。