十日町市/新潟県
東京から直線距離約180kmの新潟県南部にある十日町市は、中央を日本一の大河である信濃川が流れ、雄大な河岸段丘に囲まれた盆地と周辺は日本の原風景である里山から形成されています。日本有数の豪雪地帯にあり、毎年の平均積雪は2mを超え、人口約53,000人の生活文化の形成や、経済活動に大きく影響しています。
雪、自然、農が織りなす温もりと躍動のまち
魚沼産コシヒカリの産地として知られ、日本三大峡谷に数えられる「清津峡」、三大薬湯として知られる「松之山温泉」のほか、笹山遺跡から出土した火焔型土器は国宝に指定されており、縄文文化の発信を行っています。また、3年に一度開催の世界最大級のアートの祭典、越後妻有アートトリエンナーレ「大地の芸術祭」の開催地としても国内外から注目されており、前回2018年には、約54万8千人の来訪者で賑わいました。
松代地域には、多くの棚田が点在しており、特に「星峠の棚田」は、NHKの大河ドラマのオープニングで紹介される等、全国的に有名な棚田として知られています。日本の原風景ともいわれる豊かな自然と、そこに織りなすゆったりとした時の流れは、訪れた人を癒してくれます。